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トルコ軍艦の遺品 東京で展示(紀伊民報2007-06-21)

トルコ記念館に展示されているエルトゥールル号の遺品

串本町樫野のトルコ記念館に展示されているトルコ軍艦「エルトゥールル号」の遺品や資料が、10月から東京都三鷹市の中近東文化センター付属博物館で開かれる「日本とトルコ友好の架け橋 エルトゥールル号回顧展」に出展される。エルトゥールル号遭難の出来事は日本とトルコの友好の礎。松原繁樹町長は「回顧展を通じて串本をもっとアピールしたい」と話している。

中近東文化センターは、トルコなど中近東の歴史的文化を研究する機関で、三笠宮様が名誉総裁を務める。博物館では常設の中近東の美術と工芸の展示のほか「トルコ文明展」や「トルコ陶器とタイル展」など、これまでも様々な特別展が開かれている。

エルトゥールル号回顧展は約5年前に企画され、今年になってセンターから串本町に協力依頼があった。

計画によると、開催期間は10月6日〜来年2月17日。トルコ記念館にある遺品や資料の一部を出展し、センター所蔵の資料などと一緒に展示する。エルトゥールル号の派遣から遭難、救出、事件後の日本とトルコの交流までの流れを分かり易く紹介するという。

期間中に「串本の日」を設け、串本の文化や物産の紹介、販売もする予定。

エルトゥールル号は明治23年(1890)9月16日、日本での任務を終えて帰国途中、暴風に遭い、串本町樫野沖で遭難。乗組員約650人のうち69人が島民によって救出された。

遭難事故があってからトルコと串本町は5年毎に追悼式を開催。1992年からは青少年をトルコに派遣したり、逆にトルコの青少年を受け入れたりする青少年派遣事業を続けている。平成18年(2006)9月には獅子舞演舞団がメルシン市で開かれた民俗芸能祭に参加、今年3月には桜の苗木を贈るなど、町を挙げて交流している。

遭難事故は史実として小中学校の教科書に掲載され、テレビ番組でも紹介された。今年1月にはトルコの研究者による遺品発掘に向けた海底調査も実施され、全国的に注目されつつある。



エルトゥールル号回顧展 来年2月まで、東京の博物館(紀伊民報2007-10-05)

明治23年(1890)に串本町樫野沖で沈んだトルコ軍艦「エルトゥールル号」をテーマにした「日本とトルコ友好のかけ橋 エルトゥールル号回顧展」が6日から、東京都三鷹市にある中近東文化センター付属博物館で始まる。来年2月17日まで。13日には「串本の日」として物産展が企画されている。主催は同博物館と串本町、日本・トルコ協会。

同博物館の特別展として開催。町が所蔵するエルトゥールル号の遺品や関係資料、博物館が所蔵するオスマン帝国時代の陶器やタイルなどを展示する。軍艦の派遣から遭難、救出、事故後の日本とトルコの交流までの歴史を分かり易く紹介する。

期間中、講演会やシンポジウムのほか、串本の物産展などのイベントがある。串本の物産展では特産品を販売するほか、観光をPRする。14日には三鷹市国際フェスティバルでも物産展を開く。

講演会やシンポジウムは次の通り。何れも参加費は500円。

○10月13日「明治の新聞にみるエルトゥールル号遭難記事をめぐって」(牟田口義郎・中近東文化センター理事長)
○10月28日「イランからの脱出 日本人を救出したトルコ航空」(森永堯・日本トルコ協会理事ら)
○11月11日「トルコ料理は世界の三大料理か?トルコから世界に発信されたもの」(鈴木董・東京大学教授ら)
○1月27日「トルコはEUに入れるか、否か」(内藤正典・一橋大学教授、百瀬好道NHK解説委員ら)
○2月10日「トルコのものさし、日本のものさし トルコと日本の異文化接点を探る」(内藤正典・一橋大学教授、大曲祐子・日本トルコ協会事務局次長ら)

イベントは串本の物産展以外に、トルコの料理教室(予約が必要で、参加費2000円)や音楽会(予約が必要で、参加費500円)が予定されている。

博物館の入場料は一般800円、高校生と大学生500円、65歳以上400円、中学生以下は無料。問い合わせは博物館へ。

posted by 御堂 at 21:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 近現代
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