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難聴者に映画の楽しみを 精華の要約筆記団体、上映邦画に字幕(京都新聞2007-12-04)

映画に字幕を付ける作業を進める要約筆記サークル「ひまわり」のメンバーたち

京都府精華町の要約筆記サークル「ひまわり」の会員たちが、同町社会福祉協議会が15日に上映会を行う映画「そうかもしれない」に、字幕を付ける地道な作業を続けている。台詞だけでなく、難聴者に雰囲気が分かり易いよう、情景描写も独自に工夫している。

「ひまわり」は平成8年(1996)結成で、会員は30代以上の女性9人。町内の福祉イベントや講演会で要約筆記を行っている。毎年、上映会を催している町社協から字幕作成の依頼を受け、取り組む事にした。映画配給会社からシナリオと試写映像を10月に受け取り、7人の会員で分担。パソコンソフトで字幕を打ち込んだ。

映画は、質素に暮らす老夫婦の淡々とした日常を描いた1時間46分の作品で、認知症の老妻を見守る夫が癌を発症し、最期の日々を過ごすストーリー。

アクションの少ない映画だけに、情景描写では「ヒールの音が近づいてくる」「そっとふすまを開ける音」「まだベルが鳴っている」など、感情や静かな雰囲気が伝わりやすいよう工夫。間が空く時は「…」、BGMだけが流れる時は「♪」印を入れ、見ていて不安を感じにくいようにした。

字幕は画面の右外側に映写。3日に町地域福祉センターかしのき苑で行った試写作業では、字幕を映すタイミングを調整したり、内容の最終チェックを行った。同会代表の中本千晶さん=同町光台七丁目=は「難聴だからと敬遠していた人にも映画を楽しんでもらえる。字幕作業なら家でもでき、要約筆記の活動の幅も広がる」と話している。

上映会は15日午前10時半、午後2時の2回、かしのき苑で町民対象に行われる。入場無料。

posted by 御堂 at 04:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | バリアフリー
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