| カテゴリ 近現代

丹後縮緬の始祖 絹屋佐平治 宮津の元教諭ら 紙芝居作り上演(京都新聞2007-11-27)

佐平治が糸撚り機を初めて見るシーンを説明する森山さん

丹後縮緬ちりめんの始祖で江戸時代中期の絹屋佐平治らの功績を現代に伝えようと、宮津市内の元教員らが紙芝居「たんごちりめんものがたり」を制作し、丹後各地の小学校や寺院などで上演している。

佐平治は、縮緬を織る技法を京都の西陣から丹後に持ち帰り、享保5年(1720)に初めて丹後縮緬を織り上げ、丹後に技術を広めた。後に峰山藩主京極高長から功績を讃えられて森田治郎兵衛と改名、藩主らの菩提寺、常立寺(同市峰山町)に墓が今も残る。

京都府宮津市や与謝野町で小学校教諭をしていた森山道子さん=同市喜多=が紙芝居のストーリーを考え、与謝野町出身の小巻正直さん=兵庫県芦屋市=が絵を描いた。

2人は「丹後の機音を子どもたちに伝えよう」と、昨年10月から制作を開始、手織りの機織り場に通ってイメージを膨らませたり、『峰山郷土史』など資料を読みながら時代考証も行い、今年8月に完成させた。

上演では、森山さんが佐平治ら登場人物を丹後弁で声色を変えて語り、機織り歌も交える。ラストシーンは、子どもたちが「丹後で縮緬が織れるようになって、おとうもおかんも機嫌がええわ」と飴屋から笑顔で飴を買う。

2人は「佐平治が縮緬の技術を伝え、300年も丹後が潤った。丹後を出て行く子どもたちが多いが、何れ丹後に帰って身に付けた技術や特技を生かして欲しい」と願っている。

posted by 御堂 at 02:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 近現代
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