| カテゴリ 古代

山城国一揆の精神、「山宣」も 宇治、生誕118年で講演(京都新聞2007-05-26)

「山宣」の愛称で知られる宇治所縁の政治家、山本宣治生誕118年を記念する講演会が、26日、山本宣治の実家である京都府宇治市宇治の旅館「花やしき浮舟園」で行われた。

宇治山宣会が、山宣の生誕日の前後に毎年開く記念行事の一環。宇治市在住で『小説山城国一揆』の著者、東義久さんが「南山城・その地域性―山城国一揆とはなにか」と題して講演した。

文明17年(1485)に起きた山城国一揆は、大名同士の争いで両軍が相対した際、国人や農民が協力して無血で両軍を撤退させた。その後、室町幕府方の軍勢に敗れるまで8年間にわたって、侍や代官を国内に入れないなど幕府の支配を排除した自治を国人らが貫いた。

さんは山城国一揆のそうした特徴から「一般的なイメージとは違う次元の高い一揆」と強調。自由民権運動の活動母体ともなった、南山義塾も引き合いに「南山城には、自由と民主主義を守る伝統と風土―地域個性があり山宣もその流れの中で必然的に出てきた」と語り、参加者は興味深げに聞き入っていた。



山宣の生き様伝え、改憲阻止を 山宣生誕118年記念講演会(京都民報2007-05-26)

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山本宣治生誕118年を記念する講演会が26日、山本宣治の実家である宇治市の花やしき浮舟園で開かれ、関係者や研究者ら70人が参加しました。

記念講演は「南山城・その地域個性〜山城国一揆とは何か」と題して、小説家で『小説山城国一揆』の著者でもある東義久氏一揆の歴史的背景や特徴を講演。一揆が無血で行なわれた上、その後地元の“国人”らが民主主義的で平和な自治国を8年間も続けた事を「歴史上稀な事」と強調。その地域性が「山宣」「南山義塾」にも受け継がれていると指摘しました。

講演会では同会の薮田秀雄会長が、改憲へとひた走る安倍政権を批判し「戦前の暗黒時代に戦争反対を訴えた山宣の生き様を広く伝えたい」と挨拶。山宣資料館調査研究部長の鞍岡和人さんが山宣が蒐集したドイツ語の文献や資料の目録について報告しました。

会場では山宣の二男で鳥取に住む浜田繁治さんが「父の志が全国の支援者によって受け継がれている事を広く知らせたい」と述べ、その孫6人と共に挨拶に立ちました。(=写真)

講演会終了後、宇治山宣会の総会が開かれ、平和憲法を守り生かす大きな運動の一環として、「山宣120年・没80年記念行事」の準備を進める事や山宣を多くの人に広める活動などの方針を確認しました。

posted by 御堂 at 16:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 古代
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