関ヶ原の合戦(慶長5年=1600)の功績で安芸・備後の領主となった福島正則が翌年、今の広島市佐伯区湯来町で実施した検地記録が、広島城で17日始まる企画展「歴史資料の魅力」で、初公開される。「慶長六年安芸国佐西郡伏谷上村検地帳」と題する和綴じ本で、42ページ分が現存。旧湯来町役場が保存していた。伏谷上村の田んぼや、屋敷を調べ上げ、村の石高を403石余と集計している。企画展は5月30日まで。
※(参照)→○福島正則の若き日の姿見つかる 清洲城主務めた戦国武将(中日新聞2009-04-26)
※(参照)→○吉田城石垣の刻印末裔が確認(東海日日新聞2007-06-03)