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『東郷荘絵図』を「徹底ガイド」 湯梨浜町作成(日本海新聞2009-05-13)

『東郷荘絵図』を分かり易く解説した『徹底ガイド』

鳥取県湯梨浜町は、約750年前の鎌倉時代中期に描かれた『伯耆国河村ごおり東郷荘下地中分したじちゅうぶん絵図(東郷荘絵図)』『徹底解説ガイド』を作った。当時の東郷池周辺の地形や地名、人々の暮らしを読み解く事ができ、現在の地形などとも比較。中世の湯梨浜に“タイムスリップ”する事ができる。

『東郷荘絵図』は、東郷池を中心に成立していた荘園「東郷荘」の支配地域を明確にするために描かれた。日本史の教科書にも度々取り上げられている。

現存する松尾神社や倭文しとり神社のほか、東郷池で小舟に乗って漁をする人の姿も描かれ、当時の人々の暮らしが現代とも繋がっている事が見て取れる。

絵図の地形は現在とほぼ同じだが、寛文元年(1661)に現在の河口に流れるように改修された天神川は、改修前の元の姿が描かれており、景観の改変も知る事ができる。

絵図と現在の航空写真を対比し、鎌倉時代と現代の地形の共通点を明確にしたほか、絵図に描かれた寺社や地名、領地争いの様子などを説明。寺社などは、現存或いはその跡と見られるものの写真を掲載して“繋がり”を分かり易く解説している。

6000部作製し、役場や町図書館、旅館組合の観光案内所などで無料配布している。町は「ガイドをヒントに、歴史を読み解く町歩きなどに活用して欲しい」と話している。

― ◇ ◇ ◇ ―

※(参照)『伯耆国河村郡東郷荘下地中分絵図』

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※(関連)→『東郷荘絵図』“丸ごとガイド”(朝日新聞2009-05-20)

posted by 御堂 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 中世
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