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横浜開港150周年:19世紀の外国人保護事件 マリア・ルス号、紙芝居に(毎日新聞2009-05-09)

◇県が全小学校などに配布へ

県は横浜開港150周年を記念し、ペルー船内で過酷に扱われた中国人の保護が国際問題化したマリア・ルス号事件(明治5年=1872)を題材にした紙芝居「タンキョー マリア・ルス号ものがたり」を制作した。伝統文化の紙芝居を使い情報発信する「かながわ紙芝居プロジェクト」の一環で、1800部を作成。県内の全小学校のほか、図書館や市町村に配布する。

横浜港に停泊中のマリア・ルス号から同年6月、1人の中国人が海に飛び込み、救助された。船内で230人以上の中国人が苦境にあるとの訴えに、権令ごんれい(=副知事)の大江卓は全員を保護し、解決に乗り出した。奴隷制度が残る中、事件は国際仲裁裁判に発展したが、日本側の主張が認められた。裁判は国内の公娼廃止にも繋がったとされる。

大江の活躍は12枚の紙芝居で語られる。「タンキョー」は英語の「サンキュー」の意味で、開港当時の横浜で使われた。救助された中国人も紙芝居の中で、大江に「タンキョー」と感謝した。

県庁内の県政情報センターなどで販売もしている。1部446円。県ホームページ
からダウンロードもできる。松沢成文知事は「是非多くの県民にご活用頂きたい」と話している。

― ◇ ◇ ◇ ―

※(参考)→「マリア・ルス号事件」を題材とした紙芝居「タンキョー マリア・ルス号ものがたり」について(神奈川県のサイトより)



※(関連)→明治の知事の活躍紙芝居に 「マリア・ルス号事件」が題材(読売新聞2009-05-09)
※(関連)→マリア・ルス号事件 題材に県が紙芝居制作(朝日新聞2009-05-08)
※(関連)→中国人奴隷解放に尽力 「マリア・ルス号事件」が紙芝居に(産経新聞2009-05-07)
※(関連)→マリア・ルス号事件 紙芝居で知ってね(東京新聞2009-05-04)


posted by 御堂 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 近世
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