| カテゴリ 近現代

海を渡った日米親善人形「長崎瓊子」写真見つかる 島原第一小、82年前の送別会か(長崎新聞2009-02-13)

島原市立第一小で見つかったミス長崎(長崎瓊子)の写真

友好の証しとして昭和2年(1927)に米国へ贈られた答礼人形「ミス長崎(長崎瓊子たまこ)」の写真が、島原市城内一丁目の市立第一小に残っている事が分かった。瓊子の写真が島原半島で見つかったのは初めて。来月、島原城で公開される。

当時の新聞記事や同小の沿革誌の記述に照らし合わせると、写真は同年10月11日、島原中(現県立島原高)であった瓊子の送別会で撮影されたと推察される。県内で残存している瓊子の写真は他に、佐世保市と西彼時津町の計4枚だけと云う。

写真は白黒。星条旗と日の丸、リースなどで飾られた祭壇の中央に身丈約80cmの瓊子が置かれている。周りには箪笥や長持ち、日傘などの“嫁入り道具”が添えられている。

瓊子は、昭和2年(1927)に米国から日本各地に贈られた「青い目の人形」のお礼として制作。県内7か所を巡回し盛大な送別会が開かれ、他の都道府県の答礼人形と共に米国へ渡った。

写真は、同小倉庫に残されていた資料の中から大村校長が発見。昭和3年(1928)の同小新校舎の落成式や当時の校長の写真などと一緒に保管されていた。同小には青い目の人形「リトル・メリー」も残っている。

島原親善人形の会は「これまで新聞記事などでしか当時の事は窺い知れなかったが、写真が見つかり喜んでいる。リトル・メリーが残る第一小にあったことも意義深い。人形に込められた日米交流の思いを大切に、地域の歴史の1つとして子どもたちに伝えていきたい」としている。

写真は3月20日から4月5日まで、島原城観光復興記念館で開く日米交流親善人形展「青い目のリトル・メリーと仲間たち」で公開される。問い合わせは同会事務局へ。

― ◇ ◇ ◇ ―


※(参考)「答礼人形 瓊子物語」(『長崎新聞』より)→

― ◇ ◇ ◇ ―


※(参照)「丁寧に着付け直し 青い目の人形と瓊子展今日開幕」(長崎新聞2007-04-07)→
※(参照「80年ぶり“再会”喜ぶ 青い目の人形と長崎瓊子展開幕」(長崎新聞2007-04-08)→
※(参照)「日米友好の証し「青い目の人形」を展示…長崎市」(読売新聞2007-04-08)→
※(参照)「手作り紙芝居好評 6日まで長崎歴文博で『瓊子展』」(長崎新聞2007-05-05)→

posted by 御堂 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 近現代
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/114322944
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。